自社内の業務改善を求めて、今後物流のアウト・ソーシングを導入するかを検討しているというネットショップや通販サイトのオーナーや担当者は、身近な物流業者をすぐに利用するのではなく、以下のことにも注目した上で適切な業者にアウト・ソーシングするようにしましょう。
現実的な物流コストの把握が必要
物流業務に限らす、アウト・ソーシングを導入する目的として、最も注目なのが、コストの削減だと思います。
しかし、目先のコストばかりに気を取られていると損をする可能性もありますので、まずは自社内の物流コストが具体的にどうなっているのかを数字にして見ることが重要なんです。
つまり対外的に支払われている費用のみを物流コストとしている人が案外多いということ。
一つの商品の注文を受けてからそれをお客様の元に届けるといった一連の作業をこなすためには、どのような体制になっていますか。
人件費?配送料は?商品の管理やその他間接的な費用について計算していますか?
自社物流のコストを目先の費用だけに囚われていると意外と安いと感じてしまい、物流業者の提案する見積額が高いと感じる事が多々あると言われています。
具体的な物流コストを把握しなければ、正しい比較ができませんので、まずは自社内で発生している物流コストを数字で表してみるといいでしょう。
自社内で商品を保管する環境について
自社内の空いているスペースに商品を保管できるから、特に倉庫を必要としていない、そのほうがコスト的に無駄がないと感じているショップのオーナーも今一度、保管する環境のことをじっくりと考える必要があります。
自社事務所の一部が多数の商品でうめつくされているかぎり、他の業務に支障をきたしているとは考えられないだろうか。
さらに今後新規の客を獲得し、多くの方に利用してもらうためには、更に新しい商品を追加し、商品数を増やす必要もあります。
その時に十分なスペースはまだ残されているだろうか。
その他にも衣類や化粧品、健康食品等を取り扱っている場合には、商品の劣化、破損、等の無駄が発生している事はありませんか。
保管環境が悪い場合には、せっかく仕入れた商品を廃棄することになり、当然マイナスが発生するのです。
そればかりではありません。
どこに何を置いているのか、在庫数などなどスピーディーに把握できるよう個々の商品の情報をデータ化しているでしょうか。
各商品の事を瞬時に把握できなければ、客の問い合わせに対する回答に遅れが発生し、クレームの対象になることは間違いありません。
これらの状況を把握して初めて物流業者への業務委託のメリットを理解できるでしょう。
各物流業務専門の業者では、各商品の状態に合わせた保管、管理、を徹底していますので、自社内で発生しているであろう、マイナス部分をすべてカバーできるはずなのです。
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